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「マーク2」とだけ呼ばれることが多いこの騎体は、システム・カリギュラが装備する可変システムをもつ特殊なGTMで、同組織に所属していたストーイ・ワーナー博士（星団暦3000年以降はエルディアイ・ツバンツヒと呼ばれる）が作り出した「ティーガー・フレーム」をもち、長距離移動する飛行形態と、戦闘時は人型形態をとる可変型GTM。
本キットでは、変形のためのマージンを大きく取るために非常に細く絞られた胴体や、宇宙戦闘時に使用されるという長大なバスターランチャーなど、その特徴的なシルエットを徹底再現。星団暦において神出鬼没で多くの名を持つ謎多き騎体を、HSGKでじっくりとご堪能ください。

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■造形村造形師が最も得意とする空間構成を活かした独特のシルエットにご注目！

設定通り背面輻射フライヤーに懸架され、独特のシルエットを構成する重要なファクターでもある左右大型フライヤーは、徹底した軽量化とバランス調整により、あたかも空中に浮遊しているかのよう。
そして、全長約58cmの長大なバスターランチャーにもご注目！ これらの体幹から遠く離れて配置された武装類と、変形用のマージンを大きく取るための細身の体躯で構築された「ピーキーなバランス」「空間構成の粗密」が最大の特徴である本騎は、それらを損なう支柱やベースなしでも自立できるよう絶妙なバランスで造形（※）。さらに、経年劣化対策と強度確保のため、腹部やバスター砲はもちろん、新たにヒールにも金属線のインサート成型を採用。安心して組み立てをお楽しみいただけます。

• ※安全対策として巨大な背面ユニットを支えるベースパーツも同梱。

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■神出鬼没の謎多き可変型GTM「マーク2」をHSGKで手にする悦び。

「ゲートシオン型」GTMの通し番号2番目を意味する「マーク2」のうち、製造ロット番号「ナンバー3」である本騎において、「ゲートシオン」や「マーク2」という名も「ナンバー3」という番号も全て型式番号名であり、本当の騎体名称は「クローソー」と言われている。本騎はシステム・カリギュラが大量に保有していたが、星団暦3031年に1騎だけが太陽星団に戻ってきた時に、ツバンツヒ（ストーイ博士）ごとアマテラスの所有物となった。
デコマス塗装見本はそれ以降のミラージュ仕様「スピード・ブリンガー」として再現。ミラージュマークはもちろん、劇場版「花の詩女 ゴティックメード」登場時のシステム・カリギュラ仕様も再現できるデカールも同梱。星団史にたびたび登場する神出鬼没の本騎を、お好みの塗装表現で作り比べてみるのもまた一興です。

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■頭・胸部周辺 / イヤリング / ファティマハッチ

往年の永野護マニア垂涎のデザインと言っても過言ではない頭部形状にご注目。
端正な顔立ちに鋭い眼光、後頭部の放熱板や襟足付近に垣間見えるパイピング、額のファティマハッチ、頬あての内側に輝くイヤリングまで、GTM然とした洗練されたデザインを造形村造形師による入魂の造形で細部にいたるまで完全再現。額のファティマハッチは、システム・カリギュラ仕様では人型ファティマではなく、思考能力を持ったプラズマのガス演算生命体によるGTMの制御システム「シン・ファイア」が採用されていた。

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■肩・腕部 / ツインスイング関節（肘） / 手首

GTMにおいて肩部装甲はアッパー / バックシールドと呼ばれる放熱システムを内蔵した1枚板のような裁ち切り断面の分厚い装甲板が一般的だが、本騎では可変型GTM特有のロック機構を持つと言われる特殊なフレーム構造を厳重に保護するためか、肩関節を覆うような形状が採用されている。ガットブロウ・ストッパーのような形状の腕部装甲と、複雑なツインスイングで多方向に柔軟に可動する肘関節、細身の体躯のためGTMらしさが一際目立つ頑丈で大きな手首にもご注目。

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■腹部蛇腹 / リアフライヤー（垂直尾翼）基部ツインスイング関節

ファティマ・クローソーのオペラスーツのネクタイを彷彿させる胸部中央のデザインが特徴的なGTMの中でもひと際小振りな胸部ブロックや、可変機構を持つ特殊な「ティーガー・フレーム」の要となる竜骨（背骨）と腹部蛇腹構造にご注目。「ティーガー・フレーム」では頭部から腰にかけては通常のツインスイングだが、肩と腰や四肢が変形するための大きな可動範囲とロック機構を持つ。非常に細い胴体部は変形のためのマージンを大きく取るためとも言われている。

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■腰部スカート装甲 / リアフライヤー（垂直尾翼）

飛行形態時には垂直尾翼にもなる腰後部の装甲・テールフライヤーは人型形態の時には下半身の放熱放電パーツとなる。背面から見る腰部周辺は竜骨が垣間見え、飛行形態時には垂直尾翼にもなるテールフライヤーのツインスイング機構までじっくりと観察できる。
テールフライヤーのマーキングはミラージュ仕様の他、システム・カリギュラ仕様のデカールも付属。お好みの塗装表現をお楽しみいただけます。

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■脚部・膝ツインスイング関節 / 足首

可変型GTMならではの独特のデザインを持つ膝ツインスイング機構にご注目。デザインから逆算してその機能と構造を注意深く読み取り、立体物へと再構築していく、造形村造形師の真骨頂を味わえる部位のひとつ。細く鋭いピンヒールのような踵パーツとアイゼンはもちろん、足裏の接地構造まで抜かりなし。
胸元のネクタイのようなデザインのコックピットハッチや足首など、正式な騎体名称「クローソー」の名の通り、ファティマ・クローソーのオペラスーツを彷彿させる意匠が随所に見受けられる。

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■左右大型フライヤー / 騎体背面

ミラージュ騎士団所属後はテールフライヤー同様に、背面輻射フライヤーの左右両端に接続される大型フライヤーにもミラージュマークが打ち込まれ、一部の装甲がオレンジ装甲から、ツァラトウストラ・アプターブリンガーと同じ完全透明装甲に変えられている。
付属デカールはミラージュ仕様の「漆黒の花十字」のみならず、システム・カリギュラの紋章も同梱。背面輻射フライヤーへの接続基部も詳細に再現。飛行形態時のシルエットが見て取れるボリュームたっぷりのバックショットにもご注目。

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■背面中央輻射フライヤー / 背面左右輻射フライヤー

特殊な動きが必要となる宇宙空間において、電磁波放射によって高機動力を発揮する背面の大型輻射フライヤーは、騎体との接続部にあたるスイング機構まで詳細に再現。
宇宙戦闘機型に変形した飛行形態時には機首となる中央部と、その左右両側にある倒立V型シルエットの輻射フライヤーが、どこからどこにつながり、どのように可動するか、まさに立体標本と呼ぶにふさわしい見事な造形表現と空間構成にご注目。裏面の詳細なディティール表現まで抜かりなし。

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■バスターランチャー / エキゾースト周辺 / グリップ周辺

宇宙戦闘時で使用される「バスターランチャー」と呼ばれる究極の破壊兵器を固定装備。ポリゴンバレル独特の角張った砲塔から発射されるパワーは星ひとつを消滅させるほどの威力がある。
バレルスリーブまで詳細に造形された長大なバレル（砲身）は、インサート成型で歪み防止対策と強度確保も抜かりなし。排熱効果を高めるエキゾースト・ブロックや、バスター砲の取っ手となるキャリーハンドルなど、特徴的な造形が集中する本体部分は見所満載。