SWS 1/32 ホルテン Ho 229

奇才ホルテン兄弟の魂がSWSで今よみがえる!!

ドイツ空軍の怪鳥「Ho 229」とは。
ホルテン兄弟の全翼型戦闘爆撃機の謎に迫る！

幼い頃からグライダーや全翼機に興味を抱いていたホルテン兄弟は、Me 163の設計者であるリピッシュ博士のもと全翼機の設計を継続。幾度目かの試作を繰り返し「Ho 229」として制式採用された。
ドイツ空軍でその高性能を見込まれたHo 229は、複座型など様々な派生型が計画されたが、それらは実戦投入されることなく終戦を迎えた。
この独特の形状を持つ全翼機は、構造的にもレーダー波を反射する垂直尾翼を持たず、塗装にも炭素粉を使用するなど、ステルス性の高いものとされていた。

エンジンとパイロットの近さに改めて驚く！
独特な形状のキャノピーと2基のジェットエンジンに囲まれた操縦席はパイプフレームと金属板で作られた射出座席で、シート前縁部には射出時の足かけを装備。一般的なコックピットフロアはなく、足元には巨大な前輪とそれを支える極太な脚柱が直下に見える。

世界初、軸流式ターボジェットエンジンの謎に迫る！
ユンカース社製「Jumo 004」エンジンは、世界初の実用化および実戦投入された軸流式ターボジェットエンジン。前方インテークから流入した空気は、動翼・静翼が交互に配置された8段の圧縮タービンを通って圧縮され、後方の燃焼室で燃料と混合されて燃焼する。