原作者:永野護、徹底監修。
同型機「カイゼリン」との類似点や差異にもご注目!!

  • HSGK 1/72 ダス・ゴースト =ナカカラ 3069=・A-T

ナカカラ防衛戦でフィルモア帝国皇帝ダイ・グが搭乗した皇帝騎「ダス・ゴースト」はカイゼリン同型騎のため、フレーム構造は「デザインズ4」の骨格図を参考にコックピット周りや脚部等、両騎の関係性を強く意識しつつも、細身で美しい氷の女皇帝とは対照的な、設定画や登場時の力強いイメージで造形。本騎の最も特徴的な部位であり、正面からは意外と横幅のある頭部形状は、側頭部外装の位置、形状を納得いくまで調整し、腕部ガット・ストッパーとともに特徴的なシルエットを構成する重要な要素となっている。

放射状に広がるシルエットと複雑な面構成の本騎を見事な形状把握と空間構成で徹底再現!!

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■頭部
①前方に高く突き出し、後方へと広がる複雑な面構成の頭部外装は意外と横幅もあり、戦国時代に各武将が戦場で威厳や地位を誇示するため兜に取り付けた立物や吹返を彷彿させる。
②額のファティマシェルに刻まれたフィルモア帝国の紋章は、永野護先生による監修時に決定稿のデザインを原型に直接描き込んでいただいたものをモールドで再現。
③額の紋章のデカールは、モールドされたものと同じ「デザインズ7」でカラー画稿が初出となった設定画版と「月刊ニュータイプ」表紙版の2種付属。加えて、頭部外装先端にある小さな紋様もデカール付属。
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■胴体
④胸中央部の紋章はモールドで再現され、デカールも付属。胸部は「デザインズ4」のカイゼリン分解図を参照してコックピット周辺まで内部構造がしっかりと作り込まれている。造形村造形師ならではの見事な造形の腹部蛇腹パーツはインサート成型で強度対策も抜かりなし。
各部に散りばめられたダイヤ形状の白銀のクロームメッキ装甲との見栄えに差異を演出した、ホワイトクローム調の塗装表現にもご注目。脇の下付近には「帝騎マグナパレス」などにも見られるエネルギードレイン・放電索を装備。高出力エンジン搭載騎の特徴とも言えよう。
⑤見事な空間構成を一目で感じ取れる貴重なバックショット。折り畳んだ翼のように伸びる板状の背面アイドラフライヤーや、頭部外装越しに垣間見える背面の情報量は見応え抜群。
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■胴体
⑥後方に向かって末広がりとなる頭部外装は裏面ディティールも抜かりなし。
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■腕部
⑦柄が長めのガットブロウは細部まで丁寧に塗り分け。
⑧鋭い鉤爪のような板状の補助装甲、ガット・ストッパーが特徴的な腕部は、少ないパーツ数で立体的に絡み合う肘スイング関節の造形表現にもご注目。GTM特有の異常に大きな手首は、手指の節々まで詳細に再現。
⑨放熱システムを内蔵した肩部装甲は前面アッパーシールドだけでなく、背面バックシールドまで劇中のほんのわずかな描写に基づき完全再現。コンパクトながら複雑な形状を見事に捉えている。アッパーシールドの小さな紋様はデカール付属。
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■腰部
⑩⑪⑫大胆に後方に跳ね上げられた腰部スカート装甲も特徴的なシルエットを構成する重要な要素。中でも左右テールフライヤーは監修時に「カイゼリンと同じダイヤ型のモールドがある」と原型に描き込んでいただいた、同型騎ならではの最も特徴的な部位のひとつ。その他、左右および中央のテールフライヤーのスリット表現など、設定画(正面図)には描かれていない箇所まで詳細に図示していただいた。
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■腰部
⑬⑭同じく監修時に、フロントフライヤーの原型にも追加モールドを図示していただいた。
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■脚部
⑮同じくカイゼリン同型騎を彷彿させる足首周辺の造形にもご注目。丁寧に作り込まれた足裏の接地ブロックは今にもスイングしてせり出してくるかのよう。
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■脚部
⑯脚部内部フレームも「デザインズ4」に掲載されたカイゼリン分解図を参照して造形。逆に、膝スイング関節はやや前後に長く大型化するなど、あえてカイゼリンとの差別化を意識して造形。
⑰⑱複雑怪奇な形状の脚部外装側面に刻まれたダイヤ型のモールドやスリット表現も、同じく監修時に原型に図示していただいた。外装の隙間から垣間見える足首周辺の内部構造も見応え抜群。

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