SWS 1/32 フォッケウルフ Ta 152 H-1
蒼穹を切り裂くルフトヴァッフェ「最後の刃」! 究極のレシプロ戦闘機「Ta 152」とは。
「Ta 152」とは、第二次大戦中に日本の盟友として最後まで戦ったドイツ空軍が誇る特殊高高度戦闘機である。
当時ドイツでは日本同様に、大陸間をまたいで飛来する「B-17」などの敵爆撃機に対抗する必要があった。フォッケウルフ社の設計主任クルト・タンク博士の掲げる「戦闘機とは競走馬ではなく軍馬でなければならない」という、ドイツ空軍独特の繊細にして豪胆な設計思想に基づき開発された新鋭機は、博士の名を冠する「Ta 152」として完成。先行量産型の「H-0」、量産型の「H-1」がわずかに実戦配備され、グライダーのように長く美しいウイングスパンによる高い旋回性能で、敵爆撃機を護衛する第二次大戦最優秀戦闘機「P-51D」と互角に渡り合ったと言われている。
ここで重要なのは、「震電」が逆転の発想で起死回生を狙ったのに対し、「Ta 152」はあくまでオーソドックスなスタイルを突き詰めることで高性能を追求した点である。まさに、「究極のレシプロ戦闘機」たる所以と言えよう。
史実では、「Ta 152」唯一のエースパイロット、ヨーゼフ・カイル上級曹長が「B-17」撃墜を記録している。
■表情豊かな造形美のプロペラにご注目!
木製ならではの幅広で緩やかなアウトラインと、空気を切り裂く鋭いエッジの同居を崩すことなく見事造形された「VS 9」型プロペラにご注目。
■詳細再現されたエンジンは見応え十分!
液冷倒立V型12気筒エンジン「Jumo 213 E」搭載。「MK 108」30mmモーターカノンをエンジン中央部に通すことで、高空性能だけでなく大火力も得た。
■超高高度で戦うパイロットの仕事場とは。
高度8,000m以上の高高度飛行に耐えるため与圧式を採用。スライド開閉する後部キャノピーには、フレーム下端に耐圧のため胴体側に固定するフックがあるのが分かる。
スケール | 1/32 |
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サイズ | 全高約133mm、全幅約452mm、全長約338mm |
素材 | インジェクションプラキット(グレー・クリア2色成型) |
原型制作 | 造形村 |
付属品 | パーツ総数:182 |
価格 | ¥10,450(税込) 本体価格:¥9,500 |
- ※対象年齢15歳以上です。
- ※この商品はデザイン上、尖ったパーツがあります。取り扱いには十分ご注意ください。
- ※画像は完成例です。実際の商品は未塗装の組み立てキットです。
- ※画像はサンプルです。実際の商品と一部異なる場合がございます。ご了承ください。
- ※この商品はプラスチック製組み立てキットです。
- 創作造形©造形村/ボークス